【開催レポート】こどもまつり2025

かつての「 家族 」も集う、年に一度の特別な日

概要

2025年11月16日(日)、京都市にある華頂高校グラウンドにて、NPO法人繁星会が主催する「 こどもまつり2025 」が盛大に開催されました。

このイベントは、家庭での生活が難しい子どもたちのための夏(秋)祭りとして始まりましたが、今ではそれだけでなく、養育院で幼少期を過ごした子どもたちや、かつての職員たち、里親、保護者などが一堂に会する“再会の場”としても、大切な日となっています。

約500名が来場、笑顔あふれる温かな交流

当日は天候にも恵まれ、地域住民を含む多くの来場者が訪れました。推定来場者数はおよそ500名。

養育院で過ごす子どもたちによるステージ演技やカラオケ発表などもあり、会場は終始あたたかな拍手と笑顔に包まれていました。

また、普段なかなか会えない親や里親の方々が駆けつけてくれる姿も多く見られ、子どもたちにとっても忘れられないひとときとなったようです。

豪華協賛メニューに子どもたちも大喜び!

今回のイベントでは、企業や団体からの心強いご協賛を多数いただきました。

・ソフトクリームを繁星会から120個提供
・老炮饅頭店(京都に3店舗展開)より肉まん70個提供
・個室焼肉 萬より 焼肉弁当100個提供

また、繁星会からは20名ものボランティアスタッフが参加し、会場の設営から運営補助、子どもたちのサポートまで、多岐にわたる役割を担っていただきました。

子どもたちの「 帰ってこれる場所 」であり続けるために

このこどもまつりは、現役の子どもたちにとっての楽しい行事であると同時に、かつて養育院で育った人たちが「 帰ってこれる居場所 」でもあります。

かつての子どもたちが大人になり、家族を連れてまた訪れてくれる——そんな風景が当たり前のように見られること自体が、この祭りが続けられてきた意義を物語っています。

現在クラウドファンディング実施中

イベント当日も使用された華頂高校のグラウンド。現在、京都平安養育院では「子どもたち専用のグラウンドを整備する」ためのクラウドファンディングを実施中です。


🌱 READYFOR プロジェクトページ: https://readyfor.jp/projects/heianyouikuin

皆様の温かいご支援が、子どもたちの未来につながります。
最後に

ご来場いただいた皆さま、協賛いただいた企業・団体の皆さま、そして多くのボランティアの皆さまに心より感謝申し上げます。
また来年も、たくさんの笑顔と再会があふれる「こどもまつり」でお会いできますように。

繁星会の取り組み

繁星会では、子どもたちの健全な成長と保護者の皆さまの支援を目的として、さまざまな活動を行っています。

 

今後も地域コミュニティと連携し、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりや、保護者の皆さまが「頼れる」と感じていただける社会の実現に向けて、活動を続けてまいります。

今後の活動への展望

私たちはさらに地域社会との連携を強化し、子どもたちに多彩な体験を提供し続けていきます。
教育イベントや社会貢献活動のご依頼、ご相談がございましたら、ぜひお気軽にお声掛けください。
共に未来を育む活動を推進してまいりましょう。

引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
上部へスクロール